中村荘は定置網の網元です。いろいろ子ども達に漁業体験を
していただくことも可能です。
獲れた魚を使った料理の指導なんかも行ないます。

中村荘は冬の間休業して男鹿島周辺の海で海苔養殖を行なっております。

海の上に畑のように広がる海苔漁場。碇・ロープ・フロートなどいろいろな資材を使って
組み立てて行きます。実際に海苔を生産するのは冬の間の３ヶ月ほどですが、
その準備や後片付けの作業がたくさんあり大変なのです。

経費だけでなく労働力など多くを必要とする海苔の栽培ですが、
冬の海で生きるために頑張ります。もちろん、この海苔が中村荘の朝食や
おにぎりにも使われているのです。こつこつ手間暇かけるて出来た海苔が
おいしいと言われることが嬉しいですからね。

夏の時期は無人島でキャンプする団体も何組かありました。あるグループなんかは、1週間無人島生活を行なったりしているのです。無人島は何もない空間ですが、それ故に見えるものがあるように思われます。ありすぎて分からないことを知るために、何もないところへ行くというのは道理に合ってると思います。

私達すたっふとしては、ただ怪我なく無事に終えてくれれば良いと思います。良い思い出は、楽しいものにしたいですから。

　潮風が心地良く感じられる頃、ヨットマンの心も熱くなるようです。

普段のあわただしい生活を忘れ、波に揺られるだけで心和むのだとか・・・

桟橋もヨットで埋め尽くされる日もありました。

　定置網は仕掛けてからある程度の日数を経ると汚れこんできます。フジツボや海藻など海の生物達がいろいろ付着するのです。ですから、潮通しが悪くなったり、重たくなったりして定置網自体が壊れてしまうのです。そうなる前に撤去して網を手入れすることが大切。網や漁場の管理をしっかり行なうことで資源は守られ有効に活用されるのです。